【レビュー】ニコンZ5を2年間使ってみて良かったところ、気になるところを徹底解説!
本記事は、ニコンZ5を2年間使ってみて、良かったところ、気になったところを紹介していきます。
2021年10月にフルサイズミラーレス一眼カメラを初めて購入しました。
購入したカメラは、ニコンZ5をNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3のレンズキットとFTZ(℉マウントレンズをZマウントで使用できるアダプター)のセットを購入しました。
当時の金額としては、191,600円でした。
当時は、ニコンでZ5のキャッシュバックを実施しており、25,000円のキャッシュバックがありました。
実質、キャッシュバックを含めると166,600円で購入できました。
FTZのマウントアダプターのセットにしたのは、APS-C一眼レフカメラのD7000とAPS-Cのレンズ(単焦点、ズームレンズ)を所有していましたので、当時Zマウントレンズがこれから出てくる背景もあり、Fマウント用レンズを使用できるように購入しました。
ニコンZ5以外には、先行でZ6、Z7は発売されていましたが、Z6が当時20万円を超える価格帯でしたのでボディ+レンズセットで10万円台で購入できるニコンのミラーレス一眼カメラでフルサイズカメラを使ってみたいこともあり、Z5を購入しました。
Z5を購入するにあたり、購入動機ポイント
ニコンZ5を購入するにあたり、購入動機ポイントとしては以下の通りです。
結論から言うと当時コスパが良く、自分の購入動機ポイントを満足できるカメラを購入できてよかったです。
【購入動機ポイント】
・ボディ+レンズの価格が10万円台
・ボディ内手振れ補正
・手持ちのFマウントレンズが使えるFTZマウントアダプターのセット
・SDメモリーカードでダブルスロット
・ファインダーが上位機種(Z6,Z7)と差がなく、見やすいこと
・操作性が上位機種(Z6,Z7)と差がなく使えること
・電源やダイヤルの操作系が右側に集中していること
・ニコンのフルサイズミラーレス一眼カメラ
・シャッター音がフィーリングにあっていること
・グリップ感がフィーリングにあっていること
・キャッシュバックキャンペーン
・ボディ本体の重さが700g以下
・タイムラプス撮影ができる
・シャッタースピードが1/8000以上
・Zレンズの解像感
・写真用途、チルト液晶
側面 右側(グリップ側)
正面
側面 左側(端子側)
後部 液晶モニタ側
【Z5(フルサイズミラーレス一眼カメラ)】
Z5を購入する前に気になっていたところ
Z5の購入動機ポイント以外に気になっていたところとしては、以下の通りです。
結論から言うと気になっているところは、自分の使う用途としては、たまに使用する機能なので購入しない理由にはなりませんでした。
【購入前に気になっていたところ】
・AF(オートフォーカス)が弱い
・暗所性能が弱い
・暗所でのAF(オートフォーカス)が弱い
・連射性能(4.5枚/秒)が弱い
・ISO感度が弱い
・動画時のクロップ
・暗所でのノイズ耐性
Z5を購入してファーストインプレッション
Z5を当時購入して、最初に思ったことは、D7000と比較して、「軽い!!」と思いました。
あと、デザインとしては、Z6,Z7のデザインと上部のダイヤル位置や上部の液晶有無の差でそれ以外は同じデザイン。
D7000:735g、Z5:675gと100g以内の差ですが第一印象です。
D7000は、2010年10月発売、Z5は2020年8月発売と約10年の差があります。
D7000とZ5の主な仕様は以下の通りです。
10年前の一眼レフカメラですが、D7000は当時ミドルクラスの一眼レフカメラとして、動画撮影(フルHD)、連射撮影6コマ/秒、ダブルスロット、内蔵フラッシュ、バッテリーがファインダー使用時1050枚と当時としては、高機能な性能でした。
D7000のバッテリーは、EN-EL15とZ5でも使用でき、兼用で使え便利です。
D7000の気になるところとしては、本体ボディが700g以上、ボディ内手振れ補正なし、1620万画素、APS-Cセンサーのところです。
NIKON Z5 Z28mmF2.8、NIKON D7000 50mmF1.8
Z5 | D7000 | |
メーカー | ニコン | ニコン |
マウント | Zマウント | Fマウント |
発売日 | 2020/8/28 | 2010/10/29 |
価格.com 売上ランキング (2023/11/22現在) | 33位 | -位 |
価格.com 評価点数 (2023/11/22現在) | 4.47 | 4.69 |
有効画素数 | 2432万画素 | 1620万画素 |
撮影感度 | 標準ISO100-51200 | 標準ISO100-6400 |
連射撮影 | 約4.5コマ/秒 | 約6コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000-30秒 | 1/8000-60秒 |
液晶モニター | 3.2型140万ドット | 3型92万ドット |
ローパスフィルターレス | ||
ファインダー倍率 | 0.8倍 | 0.94倍 |
撮影枚数 | ファインダー使用時 390枚 液晶モニター使用時 470枚 | ファインダー使用時 1050枚 |
スロット | ダブルスロット SD×2 | ダブルスロット SD×2 |
映像出力 | HDMImini | HDMImini |
可動式モニタ | チルト液晶 | 固定 |
防塵・防滴 | 〇 | 〇 |
手振れ補正機構 | 〇 | |
タッチパネル | 〇 | |
タイムラプス | 〇 | |
USB充電 | 〇 | |
動画記録画素数 | 4K30fps | フルHD24fps |
幅×高さ×奥行 | 134x100x69.5 mm | 132x105x77 mm |
重量 | 約675g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約590g(本体のみ) | 約786g(バッテリー、メモリーカードを含む) 約700g(本体のみ) |
価格(ボディ) 2023/11/22現在 価格.com最安値 | 148,000円 | - |
価格(レンズキット) 2023/11/22現在 価格.com最安値 | 170,965円 | - |
Z5を使ってきて良かったところ
Z5を使ってきて、良かったところとしては、以下の通りです。
結論としては、コスパが良いカメラで動き物や暗所での撮影をしない場合、写真用途としては、おすすめなカメラです。
用途としては、スナップ撮影、風景・人物など動き物でないものに対しておすすめです。
【使ってきて良かったところ】
・フルサイズとしては、コストパフォーマンスが高い
・Zマウントにおける高画質、高解像感
・日中のファインダー表示がきれい
・操作ボタンが多い、操作性が良い
・ボディ内手振れ補正、APS-C機のZ50,Z30,Zfcには搭載されていない
・ホールド感が良い
・写真用途、チルト液晶
・シャッター音、フィーリング
・ピーク表示機能でピント表示がされるのでマニュアルフォーカスがしやすい
・マウントアダプタを使っていろんなレンズで遊べる。
・表面照射型センサーで色味が良い
Z5を使ってきて気になったところ
Z5を使ってきて気になったところは、以下の通りです。
結論としては、購入前に気になっていた点の暗所でのAF、連射性能については、理解した上での購入ですが、夜など暗所でのファインダー表示が思ったより荒くAFが迷います。
【Z5を使ってきて気になったところ】
・夜などの暗所でのファインダー内表示は画素が荒く見にくい
・夜など暗所でのAF(オートフォーカス)は迷って動作が遅くなる
・内蔵ストロボがついていない
・動きもののAFが遅い
・電源立ち上げ等の動きが遅い
・連射性能が5枚/秒以下
・電子シャッターでのローリングが多い
・全体的に動きがもっさりしている
Z5を使ってみて、おすすめな使い方
Z5を使ってみて、購入当初レンズキットのZ24-50mmを使用していましたが、解像度の高いSレンズのZ24ー70mmF4の中古レンズをZ24-50mmを下取りで購入しました。
Z24ー70mmF4で撮影するとシャープで解像感がありました。
シャープで解像感のある風景写真撮影などにおすすめです。
次にスナップ用レンズとして、Z28mmF2.8(SE)レンズを中古で購入しました。
Z5ボディとZ28mmF2.8の重さが856gと1Kg以内でスナップ用に持ち出せておすすめです。
類似レンズとして、Z40mmF2は画角も標準レンズの画角に近くおすすめです。
その他ズームレンズとして、おすすめレンズは、Z24-120mmF4は解像感も良く、望遠域の120mmまでをカバーしており、おすすめです。
まとめ
今回は、Z5を2年間使ってみて、良かったところ、気になったところを紹介しました。
Z5は、フルサイズミラーレス一眼カメラを始めるのにコストパフォーマンスが良く、操作性、ホールド感が良い機種です。
動き物、暗所のAFに弱いところがありますが、風景写真やスナップ撮影に表面照射型センサーの色味も良くおすすめです。
今ならZ5においてもキャッシュバックキャンペーン中です。
キャッシュバックキャンペーン対象期間:
・対象製品ご購入期間:2023年10月27日(金)~2024年1月9日(火)
・応募締め切り:2024年1月26日(金)<当日消印有効>
・20,000円キャッシュバック
・Z5ボディ
・Z5 24-50レンズキット
・Z5 24-200レンズキット
【ニコンキャンペーン サイト URL】
https://www.nikon-image.com/event/campaign/autumn_2023/
【使ってきて良かったところ】
・フルサイズとしては、コストパフォーマンスが高い
・Zマウントにおける高画質、高解像感
・日中のファインダー表示がきれい
・操作ボタンが多い、操作性が良い
・ボディ内手振れ補正、APS-C機のZ50,Z30,Zfcには搭載されていない
・ホールド感が良い
・写真用途、チルト液晶
・シャッター音、フィーリング
・ピーク表示機能でピント表示がされるのでマニュアルフォーカスがしやすい
・マウントアダプタを使っていろんなレンズで遊べる。
・表面照射型センサーで色味が良い
【Z5を使ってきて気になったところ】
・夜などの暗所でのファインダー内表示は画素が荒く見にくい
・夜など暗所でのAF(オートフォーカス)は迷って動作が遅くなる
・内蔵ストロボがついていない
・動きもののAFが遅い
・電源立ち上げ等の動きが遅い
・連射性能が5枚/秒以下
・電子シャッターでのローリングが多い
・全体的に動きがもっさりしている
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