【レビュー】HOKUTO製防湿庫HB-102EMを購入してみて良かったところ気になったところを解説!
本記事は、HOKUTO製防湿庫HB-102EMを購入して、使ってみて、良かったところ、気になったところを紹介していきます。
2023年12月18日にHOKUTO製防湿庫HB-102EMを購入しました。
購入した防湿庫は、HOKUTO製防湿庫HB-102EMをAmazonホリデーセールで購入しました。
金額としては、19%OFFの32,220円からさらに5%OFFの30,690円でした。
今回、初めてカメラ用に防湿庫を購入しました。
HOKUTO製防湿庫HB-102EMを購入するにあたり、購入動機ポイント
HOKUTO製防湿庫HB-102EMを購入するにあたり、購入動機ポイントとしては以下の通りです。
結論から言うとコスパが良く、自分の購入動機ポイントを満足できる防湿庫を購入できてよかったです。
防湿庫は、今まで所有のミラーレス一眼カメラや一眼レフカメラ、交換レンズについては、ドライボックスに入れていましたが、カメラや交換レンズが増えるたびにドライボックスが増えていき、置き場所の問題や乾燥材の定期的入れ替えなどによるコストの問題もあり、安くて、大きめな防湿庫の良い機種がないかを探していました。
【購入動機ポイント】
1.所有のカメラ、交換レンズを入れられるもの
1)ドライボックス(現有:大小8個) → 防湿庫
2)所有ミラーレス一眼カメラ:15台
(1)フルサイズ:2台(S5Ⅱ、Z5)
(2)マイクロフォーサーズ:2台(E-M1MK2,G99)+ 他10台※
(※:E-P5,G8(故障),GX7,GX1,G5,G3,GF5,EPM2,EPL3,EPL1S)
(3)1/1.7型:1台(QS-1)
3)所有一眼レフカメラ:3台
(1)APS-C:3台(D7000,K3,K5)
4)所有コンパクトカメラ:5台
(1)コンパクト:5台(STYLS1,XZ1,XZ2,FZ200,A300)
5)交換レンズ:32台
(1)フルサイズ:5台(Lマウント2台、Zマウント2台、EFマウント1台)
(2)APS-C:9台(Fマウント4台、Kマウント5台)
(3)マイクロフォーサーズ:14台
(内、4本:9mmf1.7、17mmf1.8、12-40mmf2.8pro、70-300mm)
(4)1/1.7型:4台(Qマウント4台)
2.購入後の乾燥材などのオプションのいらないもの
3.容量の大きな防湿庫(80L以上)
4.購入金額が4万円以下のもの
水色のアンダーラインのカメラ、レンズを優先的に防湿庫へ移しました。
防湿庫を購入する前に気になっていたところ
防湿庫の購入動機ポイント以外に気になっていたところとしては、以下の通りです。
【購入前に気になっていたところ】
・どの防湿庫がおすすめ?
・防湿庫に種類があるの?
・防湿庫の大きさはどの容量がおすすめ?
・防湿庫の価格帯は?
・コスパの良い防湿庫は?
・防湿庫の寿命は?
防湿庫の方式について
防湿庫には、2つの方式があります。
1.乾燥剤式方式
2.ペルチェ式方式
乾燥剤方式とは
乾燥剤方式とは、湿気を庫内の特殊乾燥剤に吸着させてから、一定間隔で蒸気として庫外へ排出する方式です。 耐用年数が半永久的な点がメリットで、故障しない限り何年も使用できます。
メリット:耐用年数が半永久的に使用できる。
デメリット:ペルチェ方式に比べ、除湿時間がかかる。ペルチェ方式に比べ高価なものが多い。
ペルチェ方式とは
ペルチェ方式とは、ペルチェモジュールという部品が庫内の空気を結露させ、結露させた水は庫外で自然乾燥させて除湿します。 除湿スピードが早いことがメリットですが、除湿する際に生じる結露水はペルチェモジュールの電気部品に侵入し、腐食を発生させることが多く、寿命の短い製品が多いです。
メリット:耐用年数が乾燥剤方式に比べ短い。5年~10年
デメリット:乾燥剤方式に比べ、除湿時間が短い。乾燥剤方式に比べ安価なものが多い。
防湿庫を購入してファーストインプレッション
今回、購入した防湿庫は、安価で除湿時間が早いものを購入したいと思い、ペルチェ式方式のHOKUTO製の防湿庫を購入しました。
容量としては、カメラと交換レンズが多く所有していましたが、まずはメインカメラとよく使う交換レンズを保管するために100Lのタイプを購入しました。
容量100Lタイプですと手持ちのカメラと交換レンズでカメラが14台(レンズ14台含む)、交換レンズ単体が11台を防湿庫に保管することができました。
・カメラ:14台、レンズ:25台(ボディ取り付け分14台含む)
・所有カメラ:23台、所有レンズ:32本
防湿庫に入らなかった、所有カメラ:9台、所有レンズ:7台については、引き続きドライボックス2個で保管します。
Amazonセール等で防湿庫が安く売っている機会がありましたら、2台目の購入を計画。
防湿庫を購入して、最初に思ったことは、ドライボックスと比較して、コンパクトで場所を取らないと思いました。
電源を入れても、静音性が良く静かでした。ランニングコストも2か月で缶コーヒー1本との安くなります。
ドライボックスの場合、3か月~半年の頻度でドライボックスに見合った乾燥剤の購入が必要でした。
【搬入時の梱包状態】
コーナー部に角がつぶれないように補強していました。
【カメラを設置した状態】
HOKUTO製防湿庫の種類について
HOKUTO防湿庫は3シリーズあります。
・入門機種:HSシリーズ
・ミドル機種:HPシリーズ
・ハイエンド機種:HBシリーズ
HSシリーズ 入門機種
型式:HS25L、HS41L、HS51L
容量:25L~51L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HS51L:16,580円
3機種の中で、手軽に始められる一番安価なものが多い。
特徴:必要最低限の除湿機能や省エネ機能を特化した機種、コスト重視
HS-51L
HPシリーズ ミドルレンジ機種
型式:HP38EX、HP48EX、HP68EX、HP88EX、HP102EX、HP132EX、HP135EX、HP155EX
容量:38L~155L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HP-88EX:28,800円、HP-102EX:33,800円、HP-135EX:45,800円
3機種のタイプの中で一番容量のラインナップが多い。
価格は、HBシリーズより少し安価。基本性能は、HBシリーズとは大差がなく、青色タッチスクリーン、表示機の消灯機能搭載がHPシリーズにない機能。
特徴:高精度デジタル湿度計を搭載、全自動除湿機能、内蔵LED照明搭載、究極な省エネシステムを搭載、電源を入れるだけで使用可能です。
HP-102EX
HBシリーズ ハイエンド機種
型式:HB50EM、HB68EM、HB88EM、HB102EM
容量:50L~102L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HB-102EM:36,800円
3機種の中で一番容量別の価格では高い。
基本性能は、HPシリーズとは大差がなく、青色タッチスクリーン、表示機の消灯機能搭載がHPシリーズにない機能を搭載。
特徴:青色タッチスクリーン搭載、高精度デジタル湿度計を搭載、全自動除湿機能、内蔵LED照明搭載、究極な省エネシステムを搭載、表示器の消灯機能搭載、電源を入れるだけで使用可能です。
HB-102EM
防湿庫を使ってきて良かったところ
防湿庫を使ってきて、良かったところとしては、以下の通りです。
【使ってきて良かったところ】
・ドライボックスと比べ保管スペースが少なくてよい
・カメラ、レンズのカビ防止になる
・ランニングコストが安くなった
・静音性が良い
・各棚が引き出し式になっており、取り出しやすい
・各棚にクッションが付属している
平らなクッション3枚、レンズ用クッション1枚
・照明が付いており、暗いところでも中が明るく照らしてくれる
防湿庫を使ってきて気になったところ
防湿庫を使ってきて気になったところは、以下の通りです。
【防湿庫を使ってきて気になったところ】
・湿度が低い時には、湿度を上げることができない。
・今回、防湿庫に入らなかったカメラ、レンズがあり、もう少し大きな防湿庫を
購入した方が良かった。
・配送された時の防湿庫のドアノブが内側に取り付けられているので、外側に取
り付けなおすようにして下さい。(プラスドライバーが必要です)
防湿庫を使ってみて、おすすめな使い方
所有されているカメラ、交換レンズに対して、必要な容量なタイプを選定され購入されると良いと思います。
カメラの防湿庫の容量の目安は?
容量で選ぶ 防湿庫の容量を決めるときのポイントは、所持しているカメラの台数です。
目安としては、以下の通りです。
防湿庫タイプ | カメラやレンズ台数 | 容量 |
コンパクトサイズ | 10台以下 | 50L未満 |
小型サイズ | 12~21台 | 50L~80L |
中型サイズ | 22台~33台 | 100~120L |
大型サイズ | 30台以上 | 150L以上 |
まとめ
今回は、防湿庫を使ってみて、良かったところ、気になったところを紹介しました。
防湿庫は、大事な機材のカメラやレンズの湿気によるカビの未然防止におすすめです。
所有されているカメラ、交換レンズに対して、必要な容量なタイプを選定され購入されると良いと思います。
今回購入したHOKUTO製の防湿庫は、安く購入でき問題なく使用できておりおすすめです。
今回、ペルチェ方式のHOKUTO製の防湿庫を紹介しましたが、自分の好みに合った除湿方式を選択されることをおすすめします。
デジタルカメラとは?用途別デジタルカメラのおすすめタイプを紹介!
HSシリーズ 入門機種
型式:HS25L、HS41L、HS51L
容量:25L~51L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HS51L:16,580円
3機種の中で、手軽に始められる一番安価なものが多い。
特徴:必要最低限の除湿機能や省エネ機能を特化した機種、コスト重視
HS-51L
HPシリーズ ミドルレンジ機種
型式:HP38EX、HP48EX、HP68EX、HP88EX、HP102EX、HP132EX、HP135EX、HP155EX
容量:38L~155L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HP-88EX:28,800円、HP-102EX:33,800円、HP-135EX:45,800円
3機種のタイプの中で一番容量のラインナップが多い。
価格は、HBシリーズより少し安価。基本性能は、HBシリーズとは大差がなく、青色タッチスクリーン、表示機の消灯機能搭載がHPシリーズにない機能。
特徴:高精度デジタル湿度計を搭載、全自動除湿機能、内蔵LED照明搭載、究極な省エネシステムを搭載、電源を入れるだけで使用可能です。
HP-102EX
HBシリーズ ハイエンド機種
型式:HB50EM、HB68EM、HB88EM、HB102EM
容量:50L~102L
価格帯:Amazon2023/12/22時点
HB-102EM:36,800円
3機種の中で一番容量別の価格では高い。
基本性能は、HPシリーズとは大差がなく、青色タッチスクリーン、表示機の消灯機能搭載がHPシリーズにない機能を搭載。
特徴:青色タッチスクリーン搭載、高精度デジタル湿度計を搭載、全自動除湿機能、内蔵LED照明搭載、究極な省エネシステムを搭載、表示器の消灯機能搭載、電源を入れるだけで使用可能です。
HB-102EM