【レビュー】LUMIX S5IIファームウェアVer3.1後コスパ最強カメラ徹底解説
2023年2月にLUMIX S5IIのフルサイズミラーレス一眼カメラのWレンズキットを購入し、1年9か月使ってきました。
2024年6月にはLUMIX S9のフルサイズミラーレス一眼カメラを購入し、現在並行して使っています。
LUMIX S5IIを1年9か月間使ってきて、ファームウェアがVer3.1になり、最新機種のS9で搭載された機能が盛り込まれさらに使い勝手が良くなりました。
今回は、LUMIX S5IIを1年9か月使ってきてファームウェアがVer3.1になり、使い勝手が良かったところ、気になったところを紹介します。
LUMIX S5II標準ズームレンズキット
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6のセット
LUMIX S5II Wレンズキット
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6と単焦点標準レンズ50mmF1.8のセット
価格が割安感があり、おすすめです。
LUMIX S5II購入時には、このWレンズキットのセットで購入しました。
LUMIX S5IIX標準ズームレンズキット
LUMIX S5IIの動画強化機種、標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6のセット
LUMIX S5IIX Wレンズキット
LUMIX S5IIの動画強化機種
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6と単焦点標準レンズ50mmF1.8のセット
価格が割安感があり、おすすめです。
LUMIX S5IIを1年9か月間使ってきての感想
LUMIX S5IIを当時購入した当時は、所有のZ5と比較して、暗所でのファインダーが見やすくAFがすぐ合うと思いました。
また連射性能が9コマ/秒とZ5と比較して、連射性能が優れていると思いました。
当時、LUMIX S5II購入前にソニーα7Ⅳについても良いかと思っていましたが、値上げもあり、標準ズームレンズキット(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS)で30万円以上の価格帯もあり、AFはソニーα7Ⅳの方が速いと思いましたがその他の性能が拮抗していることもあり、WレンズキットのLUMIX S5IIを購入することにしました。
LUMIX S5IIは、ペンタ部に放熱ファンとヒートシンクを内蔵しており、動画撮影時の長時間録画に対して、アドバンテージがあります。動画撮影時において、長時間回しても熱停止により、とまったことはありませんでした。
また、新機能として、リアルタイムLUTを搭載し、色味を色々変えられる楽しむことができるようになりました。
あと、従来のコントラストAFに位相差AFが初めてパナソニックに搭載された機種になります。
なお、現在所有しているOM-1やZfなどと比べると位相差AFを搭載していますが動きものは、OM-1やZfの方が速いように感じます。
*2024年4月22日にファームウェアのアップデートがバージョン3.0になり、下記の手振れ補正、被写体認識機能強化、SHプリ連写機能追加などにより大幅なメジャーアップデートが行われました。
・ボディ内手振れ補正強化
・被写体認識機能が強化
・SHプリ連写機能追加
*2024年10月9日にファームウェアのアップデートがバージョン3.1になり、LUMIX S9で搭載されたスマホ連携ソフト「LUMIX Lab」が使えるようになり、LUTの取り込みや画像転送、位置情報記録ができるようになりました。フォトスタイルに「LEICAモノクローム」が追加になりました。S9のLUTボタンと同様にリアルタイムLUT機能の変更として、適用状態をライブビューで確認しながらLUTファイルを選択できるようになりました。
Fnボタン設定にリアルタイムLUTを追加。
・「LUMIX Lab」との連携
・フォトスタイルに「LEICAモノクローム」が追加
・LUT機能強化、LUTボタンのFn設定機能の追加
・Wifi周波数帯5GHzを追加
次回、ファームウェアのアップデートでS9で使用できるハイブリッドズームとクロップズームが使えるようになると良いです。
ファームウェアのアップデートバージョン3.1で特に良かった内容としては、「LUMIX Lab」が使えるようになったこと。Fn設定でリアルタイムLUTを追加されたことにより、S9と同様にLUTボタンを設定でき、気軽にLUTライブラリを変更することができるようになりました。
【S5IIボディ正面写真】
ボディとしては、少し大き目。フロント側にFnボタンが一つ。ニコンのように2つあると使い勝手が良く便利。
【S5IIボディ上部写真】
WB、ISO、露出ボタンが独立してある。
左側のダイヤルは連射の切り替えなどに便利。
右側のダイヤルのカスタムはC1~C4まであり、便利です。
【S5IIボディ背面写真】
再生ボタンが左側にあり、右側にあった方が使い勝手が良い。
右側のメニューボタン周りのダイヤルは使い勝手が良い
Qメニューボタンも便利
現在AF ONボタンにリアルタイムLUTボタンを割り当てて使用しています。(便利)
ジョイスティックは使い勝手が良いです。
LUMIX S5IIを使ってきて良かったところ
LUMIX S5IIを使ってきて、良かったところとしては、以下の通りです。
結論としては、コスパが良いカメラで高速なAFを必要としないものの撮影をする場合、写真用途/動画用途としては、おすすめなカメラです。
さらにファームウェアのアップデート(バージョン3.0)により、SHプリ連写機能を追加、自動認識の強化、手ブレ補正機能の強化、プロキシ記録機能の追加などが機能追加されています。
さらにファームウェアのアップデート(バージョン3.1)により、「LUMIX Lab」が使えるようになったこと。Fn設定でリアルタイムLUTを追加されたことにより、S9と同様にLUTボタンを設定でき、気軽にLUTライブラリを変更することができるようになりました。
用途としては、スナップ撮影、風景・人物など動き物でないものに対しておすすめです。
【LUMIX S5II使ってきて良かったところ】
・フルサイズとしては、コストパフォーマンスが高い
・Lマウントにおける高画質、高解像感
・日中のファインダー表示がきれい
・操作ボタンが多い、操作性が良い
・ボディ内手振れ補正がさらに強力になった(ファームアップデート)
・プリ連写機能が追加(ファームアップデート)
・被写体認識が強化(ファームアップデート)
・人体認識の追従性や認識性能を向上
・動物認識時の部位に動物の瞳認識
・自動認識対象に自動車、バイク認識
・「LUMIX Lab」との連携(ファームアップデート)
・フォトスタイルに「LEICAモノクローム」が追加(ファームアップデート)
・LUT機能強化、LUTボタンのFn設定機能の追加(ファームアップデート)
・Wifi周波数帯5GHzを追加(ファームアップデート)
・当社製XLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」に対応(ファームアップデート)
・ホールド性が良い
・写真用途/動画用途、バリアングル液晶
・シャッター音、フィーリングが良い
・ピーク表示機能でピント表示がされるのでマニュアルフォーカスがしやすい
・EFマウントアダプタを使っていろんなレンズで遊べる。
・Lマウントのシグマレンズが豊富
・リアルタイムLUTなどで色味が良い
・位相差AFで従来よりAFが良くなった
・デュアルネイティブISOで暗所性能が向上
・ペンタ部に放熱ファンとヒートシンクを内蔵しており、動画長時間録画
LUMIX S5IIを使ってきて気になったところ
LUMIX S5IIを使ってきて気になったところは、以下の通りです。
結論としては、購入前に気になっていた点のスチル性能、理解した上での購入ですが、電源ON時の起動時間が遅く全体の動きとしてはもっさりしているように感じました。
また、AF性能も像面位相差AFになったことにより、従来機種よりは速くなったものの他機種のAFが速い機種よりは遅く感じました。
【LUMIX S5IIを使ってきて気になったところ】
・電源立ち上げからカメラが使えるようになるまでに時間がかかる
・全体的に動きがもっさりしている
・AFが所有しているOM-1やZfに比べて遅く感じました
LUMIX S5IIを使ってみて、おすすめな使い方
購入当初、Wレンズキットの20-60mmF3.5-6.3と50mmF1.8は使用用途の汎用性があり、レンズ重量も軽く使い勝手の良いレンズ構成です。
Wレンズキット購入時にLレンズ以外に他のマウントレンズも使用したいと思い、キヤノンの一眼レフ用マウントのEFレンズアダプタを購入しました。
EFレンズとしては、所有はなかったのですが、その後EF50mmF1.8を購入しました。
レンズとしては、LUMIX S50mmF1.8の方がAFの速度が速く、画質・解像感も良いように感じました。
LUMIX S5IIのファームウェアアップデート
更新日付 | バージョン | 主な内容 |
2024年 10月9日 | Ver.3.1 |
|
2024年 4月22日 | Ver.3.0 | 「Frame.io Camera to Cloud」に対応しました。 |
2024年 1月30日 | Ver.2.4 | i ダイナミックレンジ設定時、稀に、撮影したJPEG画像やRAWデータをカメラ内現像したJPEG画像に縦筋が記録される現象を改善しました。 |
2023年 12月20日 | Ver.2.3 | 一部の記録メディア使用時の動作安定性を向上させました。 SH連写時に稀にJPEG画像に横筋が記録される現象を改善しました。 |
2023年 10月24日 | Ver.2.2 |
|
2023年 8月22日 | Ver.2.1 |
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2023年 6月13日 | Ver.2.0 |
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2023年 3月28日 | Ver.1.1 |
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まとめ
今回は、LUMIX S5IIを1年9か月間使ってみて、良かったところ、気になったところを紹介しました。
LUMIX S5IIは、フルサイズミラーレス一眼カメラを始めるのにコストパフォーマンスが良く、操作性、ホールド感が良い機種です。
動き物のAFに弱いところがありますが、風景写真やスナップ撮影にLUMIXの色味も良くおすすめです。また、スチル撮影時の課題については、前述のファームウェアアップデートで改善されてきています。
さらにファームウェアのアップ(バージョン3.0)により、SHプリ連写機能を追加、自動認識の強化、手ブレ補正機能の強化、プロキシ記録機能の追加などが機能追加されています。
さらにファームウェアのアップデート(バージョン3.1)により、「LUMIX Lab」が使えるようになったこと。Fn設定でリアルタイムLUTを追加されたことにより、S9と同様にLUTボタンを設定でき、気軽にLUTライブラリを変更することができるようになりました。
実際にカメラを触ってみて、自分の気に入ったカメラを選ばれることをおすすめします。
また、持ち出したくなるカメラを選ばれることをおすすめします。
【LUMIX S5II使ってきて良かったところ】
・フルサイズとしては、コストパフォーマンスが高い
・Lマウントにおける高画質、高解像感
・日中のファインダー表示がきれい
・操作ボタンが多い、操作性が良い
・ボディ内手振れ補正がさらに強力になった(ファームアップデート)
・プリ連写機能が追加(ファームアップデート)
・被写体認識が強化(ファームアップデート)
・人体認識の追従性や認識性能を向上
・動物認識時の部位に動物の瞳認識
・自動認識対象に自動車、バイク認識
・「LUMIX Lab」との連携(ファームアップデート)
・フォトスタイルに「LEICAモノクローム」が追加(ファームアップデート)
・LUT機能強化、LUTボタンのFn設定機能の追加(ファームアップデート)
・Wifi周波数帯5GHzを追加(ファームアップデート)
・当社製XLRマイクロホンアダプター「DMW-XLR2」に対応(ファームアップデート)
・ホールド性が良い
・写真用途/動画用途、バリアングル液晶
・シャッター音、フィーリングが良い
・ピーク表示機能でピント表示がされるのでマニュアルフォーカスがしやすい
・EFマウントアダプタを使っていろんなレンズで遊べる。
・Lマウントのシグマレンズが豊富
・リアルタイムLUTなどで色味が良い
・位相差AFで従来よりAFが良くなった
・デュアルネイティブISOで暗所性能が向上
・ペンタ部に放熱ファンとヒートシンクを内蔵しており、動画長時間録画
【LUMIX S5IIを使ってきて気になったところ】
・電源立ち上げからカメラが使えるようになるまでに時間がかかる
・全体的に動きがもっさりしている
・AFが所有しているOM-1やZfに比べて遅く感じました
LUMIX S5II標準ズームレンズキット
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6のセット
LUMIX S5II Wレンズキット
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6と単焦点標準レンズ50mmF1.8のセット
価格が割安感があり、おすすめです。
LUMIX S5II購入時には、このWレンズキットのセットで購入しました。
LUMIX S5IIX標準ズームレンズキット
LUMIX S5IIの動画強化機種、標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6のセット
LUMIX S5IIX Wレンズキット
LUMIX S5IIの動画強化機種
標準ズームレンズ20mmー60mmF3.5-5.6と単焦点標準レンズ50mmF1.8のセット
価格が割安感があり、おすすめです。
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