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LUMIX G99M2と旧モデル徹底比較:進化したミラーレス一眼カメラの魅力と改良点

LUMIX G99M2と旧モデル徹底比較:進化したミラーレス一眼カメラの魅力と改良点

はじめに

 

パナソニックのミラーレス一眼カメラLUMIXシリーズは、その性能と革新性で多くのカメラ愛好者やプロフェッショナルに支持されています。

最新モデルであるLUMIX G99M2は、従来のG99やG99Dなどのモデルと比較してどのような進化を遂げたのでしょうか。

本記事では、G99M2の新機能や改良点を徹底的に比較し、その魅力を深掘りしていきます。

現在、マイクロフォーサーズカメラとしまして、LUMIX G99,OM SYSTEM OM-1を所有しています。

今回、LUMIX G99を使用している視点で、G99M2の良いところと気になるところを合わせて紹介します。

 

 

【この記事をおすすめな人】

・G99M2が気になっている人

・LUMIXのマイクロフォーサーズを所有している人

・初心者におすすめのカメラを探している人

・マイクロフォーサーズのカメラが気になっている人

・G99M2の良いところを知りたい人

・G99M2の気になるところを知りたい人

 

 

従来機種(G99,G99D)との相違点

 

【G99M2ボディ】

 

従来機種のG99/G99DとG99M2との相違点としては、

・撮像素子がLive MOS→CMOSセンサー

・液晶モニターが124万ドット/104万ドット→184万ドット

・インターフェースがmicroUSB2.0→USB TYPE-C

・BluetoothがBluetooth 4.2→Bluetooth 5.0

・モードダイヤルのボタンが変更

 従来機種:C1,C2ボタン→G99M2:C,S&Qボタン

*外観、重さはほぼ同じ

 

 

G99M2G99DG99
発売日2025年2月20日2022年10月20日2019年5月23日
センサーマイクロフォーサーズマイクロフォーサーズマイクロフォーサーズ
撮像素子4/3型CMOS4/3型LiveMOS4/3型LiveMOS
有効画素数2030万画素2030万画素2030万画素
シャッター
スピード
電子:1/16000~1秒
電子先幕:1/2000~60秒
メカニカル:1/4000~60秒
1/16000~60秒(シャッター方式自動切換)1/16000~60秒(シャッター方式自動切換)
液晶モニター3型(インチ)
184万ドット
3型(インチ)
104万ドット
3型(インチ)
124万ドット
インターフェースUSB Type-C、HDMIマイクロmicroUSB2.0、HDMIマイクロmicroUSB2.0、HDMIマイクロ
AFセンサー測距点49点/カスタムマルチ/1点/ピンポイント49点/1点(エリア移動、エリアサイズ変更可)/ピンポイント(タッチフォーカスエリア選択可能)/カスタムマルチ(横/縦/中央/カスタム)49点/1点(エリア移動、エリアサイズ変更可)/ピンポイント(タッチフォーカスエリア選択可能)/カスタムマルチ(横/縦/中央/カスタム)
AF方式コントラストAFコントラストAFコントラストAF
動画記録画素数4K(3840×2160)
30p
4K(3840×2160)
30p
4K(3840×2160)
30p
BluetoothBluetooth 5.0Bluetooth 4.2Bluetooth 4.2
重量約530g(バッテリー、メモリーカードを含む)
約481g(本体のみ)
約533g(バッテリー、メモリーカードを含む)
約481g(本体のみ)
約536g(バッテリー、メモリーカードを含む)
約484g(本体のみ)
幅x高さx奥行き130.4×93.5×77.4 mm130.4×93.5×77.4 mm130.4×93.5×77.4 mm

 

引用元:LUMIX, 価格.com

 

G99ボディ

 

G99Dボディ

G99D+高倍率ズームレンズキット

 

 

G99M2ボディ(発売日:2025年2月20日)

 

 

G99M2外観

 

引用元:LUMIX

引用元:LUMIX

引用元:LUMIX

*モードダイヤルが従来機種:C1,C2ボタンが、G99M2:C,S&Qボタンに変更

引用元:LUMIX

 

新しいセンサー技術

 

LUMIX G99M2には、20.3メガピクセルの最新のLive MOSセンサーからC-MOSセンサーに変更されています

この新しいセンサーは、従来モデルと比較して高解像度でシャープな画像を提供します。

特に、細部の描写力が向上しており、風景やポートレート撮影でその違いを実感できるでしょう。

このセンサーの進化により、より豊かな色再現性とダイナミックレンジを実現しています。

 

 高速・高精度なオートフォーカス

 

LUMIX G99M2のオートフォーカスシステムは、最新のコントラストAF技術を採用しています。

G9M2やGH7の最新機種で採用されている像面位相差&コントラストAFのハイブリッドAFを採用していません。

従来モデル(G7/G8)と比べて、被写体の捕捉速度や追従性能が大幅に向上しました。

動きの速い被写体や低照度環境での撮影において、その違いが顕著に表れます。

例えば、スポーツシーンや動物の撮影で、瞬間を逃さずにシャープな画像をキャッチできるようになっています。

 

 

高解像度と優れた色再現性

 

新しいセンサーと画像処理エンジンの組み合わせにより、LUMIX G99M2は従来モデルに比べて優れた高解像度と色再現性を実現しています。

特にRAWフォーマットでの撮影時にその違いが顕著に現れ、編集時の柔軟性が大幅に向上します。

また、新しいビビッドカラーオプションにより、鮮やかな色彩表現が可能となり、撮影現場でのクリエイティブな選択肢が広がります。

低照度性能の向上

 

LUMIX G99M2は、ISO感度が従来モデルよりも広範囲に設定されており、低照度環境でもノイズを抑えたクリアな画像が撮影できます。

これにより、夜景や室内などの暗いシーンでも高品質な撮影が可能になりました。

さらに、新しいノイズリダクション技術により、ISO感度を高く設定してもノイズを最小限に抑えることができます。

 

 

現在、所有のG99においては、ほかの所有しているマイクロフォーサーズやAPS-C、フルサイズセンサーのカメラに対しても暗所時のAFや高画質な撮影が良いです。

 

 

動画撮影機能の強化

 

動画撮影機能も大幅に進化しています。

LUMIX G99M2は4K動画撮影に対応しており、新しい映像エンジンにより滑らかな映像表現が可能です。

4K動画撮影は30Pまで、最新機種の4K60P動画撮影など対応できません。

 

また、V-LogL記録にも対応しているため、ポストプロダクションでの色調補正や編集の幅が広がります。

さらに、高速フレームレート撮影やタイムラプス撮影など、多彩な撮影モードが追加されており、動画クリエイターにとって魅力的なカメラとなっています。

 

旧モデルとの詳細な比較

 

LUMIX G7/G8との比較

 

G7/G8との比較では、技術の進化に伴う大きな違いが見られます。

G7/G8は16メガピクセルのセンサーを搭載しており、G99M2の20.3メガピクセルセンサーとの違いが明らかです。

また、G99M2の新しいノイズリダクション技術により、G7/G8と比較して低照度環境での撮影性能が大幅に向上しています。

特に夜景撮影や屋内撮影で、その違いを実感できるでしょう。

 

G99M2の良いところ

 

現在、LUMIX G99を所有していますが、G99M2の良いところとしては、以下の通りです。

G99を2年以上使用してきて、思った以上に高機能でコスパの良い機種です。

 

【G99M2の良いところ】

・上位機種のG9M2に対して、小型軽量

・ボディ価格が10万円以下とコスパが良い

・G100Dの上位互換機種

・操作性が良い、物理ボタンが多い

・LUMIXの色味が良い

・動画撮影が時間制限でない

・SDメモリーカードのスロット位置が側面

・暗所でのAF性能が良い、星空AFなど

・電源を立ち上げてからの起動が速い

・グリップが良い

・シャッター音が静か、シャッターフィーリングが良い

・USB TYPE-Cで充電対応(G99M2のみ)

・背面液晶が184万ドットと高解像度(G99M2のみ)

・ボディ内手振れ補正(5軸5段)

・防塵防滴仕様

・内臓フラッシュを搭載

 

 

 

G99M2の気になるところ

 

現在、LUMIX G99を所有していますが、G99M2の気になるところとしては、以下の通りです。

 

【G99M2の気になるところ】

・SDメモリーカードがシングルスロット

・AFがコントラストAFのみ、像面位相差AFが採用されていない

→ AFが高速でない

→ 動きものは他の機種がおすすめ

・基本性能が2019年発売のG99機種の機能より劇的に向上していない

・G9M2などの最新機種のプリ連射などの最新機能が搭載されていない

・ジョイスティックがない

・USB TYPE-Cだが、USB-2.0で給電対応ができない

 

 

 

まとめ

 

LUMIX G99M2は、G99/G99Dと比べて部分的にアップデートされたミラーレス一眼カメラです。

価格としては、ボディ単体で10万円以下とコスパの良い価格設定のカメラです。

機能としては、2019年に発売のG99の機能を踏襲しており、昨年後半に発売された、ニコンZ50IIやソニーZEV10Ⅱなどの最新機能と比べると機能面においては、最新機能を搭載されていません。

最新機能を使用されたい方は、ニコンZ50IIやソニーZEV10Ⅱなどの最新機種をおすすめします。

スチル用途:ニコンZ50II

動画用途:ソニーZEV10Ⅱ

スチルや動画も基本性能で使いたい方は、G99/G99D/G99M2のカメラについて、コスパも良くおすすめです。

自分の用途に合った、実際に触ってみて持ち出したくなる気に入ったカメラを購入されることをおすすめします。

 

 

G99ボディ

 

G99Dボディ

G99D+高倍率ズームレンズキット

 

 

G99M2ボディ(発売日:2025年2月20日)

 

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